堀先生と澤崎先生が「有意義な審査意見を付していただいた平成27年度科学研究費補助金審査委員」として日本学術振興会から表彰されました。

(→大学広報による記事はこちら

 科学研究費補助金(科研費)は、研究者の自由な発想に基づく独創的、先駆的な研究を補助する競争的資金であり、関連分野の研究者による審査を経て、国から交付されます。今回、応用化学科の堀先生と澤崎先生が「有意義な審査意見を付していただいた平成27年度科学研究費補助金審査委員」として日本学術振興会から表彰されました。なお、本年度は愛媛大学からの表彰者は2名であり、2名とも応用化学科の先生でした(表彰者リストはこちら)。

 

 両先生からコメントをいただきましたので掲載します。

 

(堀先生)「実は、手元には自分の書いた審査書類が一切、残っていません。そのため、何が評価されて今回の表彰につながったのか、自分で振り返ることができません。されど、一つ一つの申請書は各研究者の方が一生懸命に書かれたものですから、必ず、それぞれの申請計画の評価できる点を少なくとも一つは指摘するように気を遣いました。また、採択のボーダーにあると思われる申請書の評価は、最後まで悩みました。実際、お正月休みに申請者の書かれた論文をダウンロードして読んだりもしました。裏方として真面目に取り組んだことを評価していただいて、ちょっと嬉しく思っています。」


大橋学長から、表彰状を授与される堀先生

 

(澤崎先生) 「今回は1月初旬に海外出張が予定されていたため、大晦日までを自分の提出期限として、申請書を受け取ってからほぼ毎日、審査を行っていました。一つ一つの申請書と向き合い、素晴らしい点と説明不足な箇所等を指摘し、改良すべきポイントを丁寧にコメントすることに努めた点が評価されたのではと思っております。小さな頑張りを評価して頂いたことに感謝致します。この時の気持ちを忘れず、今後も取り組んでいきたいと考えています。」


同じく、澤崎先生

 


大橋学長、宇野研究担当理事と記念撮影