秋も深まった11月8日(土)と9日(日)の2日間、愛媛大学祭に合わせて科学フェスティバルが行なわれた。当教室は応用化学科の代表のひとつとして実験ブースを出展した。出し物は”魔法の色水”。紫キャベツを使ったおなじみの色水実験である。初日は天気がわるかったにもかかわらず、2日間合わせると全部で400名近い訪問者があった。元気のいい子ども達と接して、大学生のメンバー達はよきお兄さんお姉さんぶりを発揮した。
▲紫キャベツ五色変化
訪れてくれた子供達、一部大人の皆さん、ありがとうございました。
そして教室メンバーの諸君・EAほんとによくやってくれました。
ご苦労様!
付足し:この色素の正体はアントシアンで、紫キャベツだけでなく、さまざまな植物の色のもとになっている優れものである。最近は、健康への効能がいわれ、サプリメントとして人気がある。ただし紫キャベツは高価である。
9月3日(水)坊ちゃん球場でソフトボール大会が行なわれた。当日はM君がダウンして出られず9人ギリギリの全員野球となった。当教室は敗者復活グループの2位となった。助っ人のF君ごくろうさまでした。
永世名人破れる
〜第10回codon選手権〜
去る平成20年 5月9日 (金)Labスタジアムで開かれたcodon contest(通称コドコン)の決勝戦は、新人3人(濱島、藤井、竹内)が田村に挑戦する形になり、ギャラリー達の見守る中、濱島選手が最初から飛ばし、追い上げる田村をかわして勝利した。これで名人位は再び学生の手に渡った。学生名人の誕生は2年ぶり2回目。結果は
優勝 濱島 侑紀 (4回生)2位 田村 ・E@実 (教官)
3位 藤井 裕基 (4回生)
優勝の弁: 練習でやったときは名人の早さに驚いたが、本番では思いのほか答えが スーッと出てきて自分でも驚いた。スパーリングで鍛えた運動神経がものをいったかも。
準優勝の弁: 記憶力では負けないつもりが、瞬発力に負けた。リードされてやや焦ったかも知れない。それにしても濱島選手の闘いぶりは見事でした。
というわけで、これは久々の大型新人の登場なのか。それともたまたまなのか、次回に向けて早くも闘いは始まっている。なお、次回のコドコンは夏あけくらいの予定。今回は元気のなかったマスター諸君も、次は頑張って勝ちあがってくるように。
〜第9回codon選手権〜
予選に続き、平成19年 5月25日 (金)に田村邸で開かれたcodon contest(通称コドコン)の決勝は、新人北森選手とベテラン田村選手の一騎討ちとなり、ギャラリー達が見守る中、北森が田村を追い詰めたものの、最後はおよばず栄冠はふたたび永世名人の手に渡った。前回初めて学生の手に渡った名人位はわずか一期で再び学生の手からはなれた。
敗者の弁: およばれ中のお宅での対戦ということもあって、ちょっ・Eニ気兼ねしたかも。それと、早くごちそうが食べたいという気持ちもありました。
勝者の弁: 正直あぶない局面があってヒヤリハットした。それにしても、短時間にここまで力をつけた新人の北森君には賛辞を送りたい。
というわけで今回の結果は次のとおり
準優勝 北森 雅人
学生諸君、次回は頑張ろう。M2の面々,それに去年の新人賞吉成選手はどうした?
新しい船を動かすのは年とった水夫じゃないんだ (意味不明)。
平成18年11月10日(金)、410スタジオ行われた第8回田村杯codon選手権決勝戦は、田村永世名人に挑戦した楠野太郎選手が、5 : 2で名人を破り、悲願の名人位を奪取した。挑戦者決定戦には楠野のほかに水木、吉成の2名が勝ち上がったが、楠野は他を寄せつけない強さで勝ち登り、この日の名人位挑戦となった。楠野は名人を相手に堂々の勝負をし、スピード感あふれる戦い振りで名人を打ち負かした。これで初回から4年間名人位に座り続けた田村は位を失い、コドコン史上初の学生名人の誕生となった。結果は次のとおり。
優勝 楠野 太郎準優勝 田村 実
新人賞 吉成 光市
なお、決勝進出はならなかったものの、4回生で1人予選を通過した吉成選手には新人賞(マッキー生化学)が送られた。闘い後、勝者と敗者はそれぞれ次のように語った。
優勝者
「念願の名人位と賞金を手にして嬉しいです。昨年は決勝に出ながら、精神面のモロさが出て、いいところなく終わったので、今年は何としても勝とうと決意し、ひそかにトレーニングを続けて来ました。その甲斐あって今日の栄冠を手にできました。それにしても名人にいつもの冴えがみられなかったのは、何か心配事でもあったのでしょうか。」と、喜びの中に敗者を気遣う余裕まで見せた。
準優勝者
「決して調子は悪く無かったが、挑戦者の予想外の強さに押されて、ミスをしてしまった。ともあれ、新名人の実力には敬意を表したい。正確さとスピードを合わせ持つとは、これはもうPfu Turbo(!)じゃないか。 負けたことはくやしいけど、同時に学生の台頭に嬉しい気もします。」と静かに心境を語った。
なお、学生名人誕生の報を聞いて、過去4回準優勝しながら、ついに名人になれなかったOBのP君(H16年卒)から楠野選手に祝電が届いたもよう。
2006年4月6日(木)〜9日(日)、京都のタケダシンポジウムに招待されて来・したDave Lambeth(エモリー大)と友人の西本氏(愛知医大)とともに三重県は熊野、志摩、伊勢と旅した。桜が真っ盛りの中,天候にも恵まれ楽しいときを過ごした。西本氏と私はかつてLambethのlab(Atlanta)に留学した同窓であり、お互い20年来の知己である。3日間は山登りあり、海遊びあり、散策ありの実に楽しい日々であった。
熊野つづらと峠
志摩海岸
伊勢神宮にて
伊勢神宮にて2
9日(日)はLambethの本来の目的であるシンポジウム会場(京都)まで送ってお別れした。実に楽しい再会であった。(結論)中年3人組まだまだ行けるぞ。
10月に無惨にも雨で流れた「分野対抗ソフトボール大会」は、去る12月3日(土) 2ヶ月おくれでついに挙行の運びとなった。寒い日であったが、前回のうっぷんを晴らすかのような好天に恵まれ、山越グランドに各分野からのチーム合計10チームほどが集まり、熱戦が繰り広げられた。当教室は『3号館4階連合』という凄みのきいたチーム名で出場した。女子の混じるチームにはハンデイが与えられたが、悲しいかな当方は野郎ばかりのチームゆえ、ハンデイなしという不利な条件の中での対戦であった。(女子のソフト経験者はめっちゃうまいやんか....)
午前の予選に続いて午後は決勝が行われ、我がチームは3位入賞と健闘した。全くのシロウトが混じるこのチームでこの成績は立派だ。他の教室からの助っ人外人の活躍も大きかった。ありがとなあ。それにしても、寮生のユニホームは格好いいなあ。形から入るタイプやなあ。
ともかく選手の諸君、よくやった!おめでたう。
そして世話役の学生さんたち、無事に終わってよかったな。交代で審判を務めた経験者さん、応援の人(おいら)。みんな、ほんとに御苦労さま。
NTTの塔をはさんで立つ”Chemistry”の御両人
第6回 Codon 選手権決勝
平成17年5月27日(金)決勝は、予定より一週間遅れて行われた。好調の大原は善戦したものの、"光速の寄せ"の異名をとる田村の追い上げに耐えきれず、ついに勝負がついた。期待の若手、楠野選手は優勝を目前にしてプレッシャーがかかったのか、本来の力を発揮できずに終わった。結果は次のとおり。
これで田村選手は名人通算5期になり、ついに永世名人の称号を手にした。 惜しくも破れた大原選手には、今回特別賞として商品券が贈呈された。悲願の学生優勝はならなかった。
優勝者 「一時先行され、ヒヤリハットしたが、 最後は落着いて勝負できた。 勝ってうれしいけど、同時に寂しい気もします。」と静かに心境を語った。
準優勝者 「このところ実験が忙しく、ほとんど練習できずに臨んだのが心残りだでよう。」と、くやしさを隠そうともせず紅潮した顔で語った。
三位の者 「弱いから負けたとです。」と言葉すくなに語った。なぜかBGMに、"ガラスの部屋"が流れていた。
学生諸君、元気を出しなさい。これはギャンブルではない。地道に精進することだ。それと、勝者にも弱点がある。そこをつくことだ。
第六回 Codon
選手権
予選
平成17年4月15日(金)1年ぶりにコドン大会 予選が行われた。これまで数々の熱戦がくりひろげられてきたTamura杯codon大会も、今回で数えて6回目。今回は新年度につきニューフェースの活躍が期待されたが、4回生からはともに愛媛県出身の水木(伊予)と塩崎(西条)が勝ち残った。マスターからは楠野と大原の2名が好成績で早々と決勝進出を決めた。特に楠野はスピード、正確さともに申し分なく、調子の良さをうかがわせた。
決勝は連休明けの5月20日(金)に予定されている。賞金をめざして各選手が激突する。初の学生名人誕生か? それとも田村の永世名人獲得か? いずれにしても名勝負を期待したい。どっからでもかかってきなさい!
去る平成16年6月4日(金)。コドン大会 挑戦者 決定戦は,北原が若手No.1の楠野の猛攻をかわして見事,挑戦権と賞金(今回から挑戦者にも与えられる)を獲得した。そして迎えた名人との一騎討ちは,その勢いでチャンピオンシップをもぎ取るかにみえたが,名人の老獪さにやられ,あえなく5ー4で敗退した。従って決勝の結果は
準優勝 北原 博貴
これで田村は4期目の防衛に成功。待望の永世名人まであと1つに迫った。
一方,負けた北原選手はこれで準優勝4回。名実ともにNo.2の名を不動のものにしたものの優勝の壁はやはり厚かった。 卒業まで無冠のままで終わるのか?技術的には名人と差はない。あとは精神面をきたえることだ。 また,新鋭の楠野は破れたものの,ワンコール方式に必須のスピード感を身に付けた久々の大型新人としての片鱗を見せた一戦であり,次回が期待される。
平成 16年 5月7日(金)。ゴールデンウィークの余韻もさめやらぬこの日,本年度最初のコドン大会予選が行われた。今回は田村選手はシード扱いとなり,学生間のみで争われた。方式はワンコール方式で,予選通過は次の3名となった。(アイウ順)
大原 卓也 (M1)北原 博貴 (M2)
楠野 太郎 (4回生)
決勝戦は来たる5月21日(金)。Tam研スタジアムにて。
4月某日。春休み中にもかかわらず,なぜか突如として開かれた幹部会。
場所は田村邸。食事のあと,何か重要な問題を話している模様 .........。
先輩 A「これこれ,このツマミがなあ。なかなかいけるんだよ」
先輩 B「そうソウSo。けどCostaにはなかったな」
後輩 A 「ついてけんなあこの人達。それよりもっとビールないかな」
後輩 B 「うーむ。チョンボだけは避けなければ。] (将棋対局中の独り言)
12月16日(火)の予選につづき,19日(金)に行われた決勝の結果は次のとおり
優勝 田 村 名人
2位 北 原 選手
3位 大 原 選手
2位の北原君と3位の大原君は,ともに愛知県出身。広島出身のT選手をうまく牽制する連携プレーが功を奏してダブル受賞につながった。しかし,それ以上に栃木県は強かった。これで田村名人は3回目の防衛に成功。(永世名人は5期連続が条件)。なお,北原選手の準優勝はこれで3度目。
優勝者 『まぎわになって覚えるのではだめ。生活そのものをコドン化 することが勝利の秘けつ』と余裕で語った。(意味不明??)
3位者 『大会の前になぜかと殺場へ行く仕事があって,平常心を保てなかったけど,何とか入賞できてよかった。』と語った。
なお,今回は予選に初めから参加辞退する選手が見受けられたが,大会に出て勝負感をやしなうことが勝利への近道だ。勝負したまえ!
去る10月17日,米国エモリー大学(ジョージア州アトランタ)からDave Lambethが来訪した。LambethはNADPH oxidase分野の大御所であり,また田村がかつて留学していた時の恩師でもある。彼は自他ともに認める日本びいきであり,過去に3度来日している。今回は内藤記念シンポジウムと日本生化学会での招待講演を兼ねて来日した。この日は金曜日であったので,恒例の教室セミナーに参加してもらい,学生の研究発表を聞いてもらった。また,ちょっとしたエンターテイメントとして,当教室が誇るギタリスト田中誠のギター演奏を聞いてもらった。そのあと,Co-staに移動し,ミニ歓迎パーテイを行った。
翌日,彼と奥さんは田村一家とともに内子へ小旅行し,古い町並みと民芸品を楽しんだ。快晴の天候にめぐまれ,すがすがしい秋の1日であった。 また その翌日は面河渓まで足をのばし,色づきはじめた木々に囲まれた渓流の小道を散策し, 森林浴をして過ごした。
焼きもろこしをほおばるDaveと見守るMelissa
教室旅行
〜高知編〜
去る9月11日〜12日,高知県は中村市に1泊2日の教室旅行を敢行した。去年の城島高原での教訓をもとに,今年はジェットコースターのない世界に出かけたが,別の乗り物に酔うハメになった。ただ,心配された大雨は道中さほどでもなく,何とか無事に目的地のオートキャンプ場『とまろっと』についた。
ここで2手にわかれ,磯釣り組とトンボ公園組に。それぞれの時間を過ごしてから夕飯はBBQ。例によって食いきれない程の肉を焼いた。夜はキャビン(ログハウス)内でおとなしく研修(?)。夜更けに二軒に分かれて床についた。
翌朝は歩いて海岸にゆき,一部の者はまたまた釣り。一部のものはカニとたわむれたり,名物の沈下橋を見に行ったりと,思い思いの時を過ごした。ただし先生は事情があって,その間,別のものとたわむれて過ごした(車)。
返りは行き(柳谷村経由)とは別の経路(宇和島経由)で帰ったが,道がよく快適で,たったの(?)4. 5 hで帰りついた。
というわけで,今回も何とか人様に迷惑をかけることもなく無事に旅を終えることができました。参加した学生諸君,御苦労様でした。諸般の事情(国体参加や阪神応援で)参加できなかった学生諸君,ま土産でも食べてくれや。というわけで,今回の
1 道のりの遠さは地図ではわからない。
2 人生の鍵はときにトランクの中にある
スナップ写真集
四国カルスト入り口
高知はもうすぐだ
けど中村はまだまだだ
我らが隠れ家
〜とまろっと〜
The cabin
バトル4x2から一夜明けて
とんぼ公園
うしろはマイテイー・ハーキュリー
前は燃えよドラゴン
A dragonfly
睡蓮の池に安らぐチョウトンボ
Cabinの中
大自然にふれて野生化した人間と
普通の人々
ーこの項おわりー
去る4月18日(金)に行われた決勝の結果は次のとおり
優勝 田 村 選手
準優勝 大 原 選手
丹 下 選手(同率2位)
というわけで、またしても学生の優勝はならなかった。今回は3塩基をいっぺんにcallする”quick"方式が採用され、田村選手の早さが目立った。
準優勝A 『クッソー、塩基さいころ作ったんが、バリ裏目に出た』
準優勝B 『今までの方法にゃらよー,勝てたのにおー 』(愛知っぽく)
優勝者 『なあに,どげえやっちょう対じゃがね。ほな,いんで
来ーわい』(愛媛っぽく)
なお、今回採用されたquick方式については,ごく一部とはいえ不満の声があったことから、次回はstepwise方式も復活させて2種目で争うことも検討されている。
またこのたび,賞金のうわさを聞きつけてか,応化の某3回生から出場希望の申し出があったことを付け加える。『ぼやぼやしてられんぞなもしー』
第三回 田村杯codon選手権予選
去る4月11日(金)の予選の結果、決勝進出は以下の4名に決定した。
伊藤(愛媛)、大原(愛知)、丹下(広島)、田村(栃木)
決勝は4月18日(金)に行われる。
田村選手の3連覇なるか、それとも若い力の台頭か。
本命は、自ら4文字サイコロ(AUGC)をつくって日々研鑽にはげむ大原選手。大穴は、賞金が出るとなれば、実力以上のものを出す丹下選手。
さて勝負の行方はいかに?
第一回 教室杯テニス選手権(予告)
研究室に新人を迎えてのテニス大会を新学期早々に行います。場所は城北キャンパステニスコート。日程は決まり次第お知らせします。昨年は熱が入り過ぎて、ケガ人が出ました。今年はそういうことのないように、クールに燃えよう。
第9回 科学フェステイバルに参加
去る11月2日、3日の両日に、愛媛大学の大学祭と並行して行われた科学フェステイバルに、当分野からテーマを出展した。『魔法の色水』と題して、小・中学生相手に色水の実験を見せた。紫キャベツの色素が、紫から赤さらに緑と変化する様子は、むずかしい理論はぬきにして、子供達の興味を引いたようだ。折からの魔法ブーム(ハリー・ポッター)もあってか2日間で400人を超える来訪者があった。4回生の諸君、子供達の相手御苦労さまでした。
第2回 田村杯codon 選手権
決定戦行われる
決勝は11月8日・i金)に行われた。結果は次のとおり。
準優勝 北原 博貴 (愛知県出身)
またしても学生の優勝はならなかった。3度目の正直、次こそ頑張ろう。
特に郷土出身の力士(あっ違った)選手の頑張りに期待したい。
優勝者の弁: 『ホネのあるのがおらんのう』
準優勝者の弁: 『一段目のチロシンにやられた』
秋の教室旅行
ー別府大分の旅ー
去る9月11日(水)〜12日(木)の両日、教室旅行を決行した。観光港からフェリーにのり、湯の町別府へ。
1日目は城島後楽園で過ごした。前評判の人気はジュピター(木製コースター)だったが、この日の圧巻は、何と言っても"bird-man" 挑戦。 ワイヤーで宙吊りになって上空20mから地面すれすれまでを振り子のように飛ぶこの過激なスポーツに、4人の勇士が挑戦。みごとに帰還・オた。
2日目は高崎山とマリーンパレスで遊んだ。 マリーンパレス(水族館)ではなぜか魚よりラッコよりマリーンガール(餌付け)が人気だった。
第1回 田村杯codon 選手権
決勝戦行われる
去る平成14年7月12日に行われた決勝戦の結果は次の通り
準優勝 北原、高倉 (同率2位)
なお、第2回の開催は9月上旬の予定です。
今回予選落ちした選手も次回は頑張ろう。